21. Aug. 2007 (Tue)

トランスフォーマー[★★★☆☆]

実家で子供の世話を見てくれるというのでありがたくおでかけ。さてどこに行こうかね…「私にいい考えがある」 (ちゃーららーらー♪)
というわけであれだ。トランスフォーマーの映画版を見に行くぜ。監督は「アルマゲドン」「パールハーバー」などの大ヒット作を連発したあのマイケル・ベイ…って、それはいきなり暗雲立ち込めまくりのトンデモ映画の予感です。
お勧め度はまあ3ってとこでしょう。メカがガショガショと変形するのを見れればOK満足、という人むけ。

▼概要
そのへんの適当なメカをスキャンしてその姿になり、メキメキと巨人の姿に変形できる宇宙怪生物トランスフォーマーさんたち。じつは地球にもいるんです。創造のエネルギー、「キューブ」を求めて全宇宙を放浪していた彼らですが、ついにそのありかを見つけたって寸法です。
冴えない青年サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)はその攻防にいやおうなく巻き込まれてゆくのだった…

▼誉
セルアニメやトイの限界をぶっちぎりではるかにこえて数万点のパーツがめきょめきょと形を変えていく変形(しかもモーフィングしない!)とデザインの複雑さ、収まりのよさは特筆に価します。パンフレットによるとこれは山口圭二という人の仕事だそうで。ほんとにこのとおり変形するトイ出すのは無理だろうなあ。

スピード感のある戦闘シーンやアクションも多く、馬鹿馬鹿しくもにぎやかな娯楽作品という感じです。
あとスタースクリームが今回F-22なのでらぷたん大活躍という感じですよ。

▼貶
ひょっとしてマイケル・ベイてトランスフォーマー嫌いじゃね?などと思わせるトランスフォーマーたちの扱いの軽さ。ストーリーを人類側が引っ張る構図なので事態の収拾を全力で回避するアホアホ団として描写されているような。いやまあ、もともとのアニメでも大してお利口な連中ではなかったのは事実だが。

何を見せたいのか、どこに注目してほしいのかいまいちよくわからんカメラ運びにお約束をこまごまと外す話運び。これは不満。いくらなんでも外しすぎだろ。
たとえばね、車椅子の少年が歩けるようになるにはベーブルースが約束のホームラン打つとか、遠くにもらわれていった犬がアメリカ横断して会いにくるとか、すげえ頑張ってリハビリするとか、そういうイベントが必要なわけじゃないですか。そういう抑えておきたいツボを全力スルーしてなんとなく立っちゃったりとかするわけで。

思春期青年の成長ものとして全体が構成されているにもかかわらず成長してんだかしてねえんだかよくわからないし、政府や軍の関係者も電波とチンピラぞろい。まともなのはヒロインと国務長官ぐらいだぜ。

あとパンフレット!映画のパンフレットの費用対効果に満足したことはかつてないが、いくらなんでも出てくるロボの一覧ぐらい載せるべきだろ!TF関係ないエッセイストのコラムとかいらねえよ!!

▼まとめ
まあメカがガショガショと変形するところを見に行ったのだからして期待したものは一応ひととおり入ってた。ので満足すべきではあるんだが。そう考えるとホームドラマが邪魔ていうか母ちゃんがうざすぎる。
メカももっとうまく見せてほしいという気もするよね。たとえばもうちょっとカラフルにして個体を見分けやすくするとか。たぶん観客の半分はトランスフォーマーが何体出てきたのかすらわかってないはず。どのロボがどれなのかも区別できてないはず。
まあそんなこんなでおすすめ度は3。吹き替えでもよかったかなという気はするが、吹き替えでもオプティマスプライムの名前は「コンボイ」にはなってないとおもうのでまあいいや。

_ Posted by AoVA at 2007年08月21日 23:55 _ [an error occurred while processing this directive]
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