ハナになんとなく余裕があるようなので、借りてきたどうでもいいような映画を視聴してみるテスト
というわけで間宮兄弟[ASIN: B000EGCTWC]。
40歳の童貞男([ASIN: B000GTLQPS])とどっちにするか一瞬迷ったがこちらにしたことに特に理由はない。
ゆるゆるほのぼの系の映画ってことになってます。ほんとにそうならどんなによかったか。
▼概要
間宮兄弟は仲良し兄弟。兄はメーカーの製品評価員、弟は小学校の公務員。中年だけど2LDKで二人暮らし。一緒に銭湯に行き、並んでナイターを見、レンタルの映画とボードゲームで夜更かしをし、布団を並べて眠る。
小学生がそのまま大人になったかのように純真で、当然ながら女っ気はないわけで。
そんな兄弟が一念発起、顔見知りの女性を自宅のカレーパーティーにご招待。
でも人々は、この兄弟のように純粋じゃなかったのです。
▼誉
さりげない日常をディティール多めに書こうという姿勢はまあ評価できる。周囲の人がドロドロとした人間模様を描いているのも兄弟の純真さを際立たせる手法としては妥当感。あと女性陣はまあ綺麗どころというイメージ。とはいえ非モテまっしぐらのこの兄弟にはハードルが高すぎるのでリアリティを削ぐわけで。むしろ不満要因なのだが。
▼貶
ディティール多めを目指しているはずが圧倒的に足りない。たとえばパーティーの準備を相談するシーンは5分ぐらいかけてアイデアが2つぐらいしか出てこない。で、結局そのアイデアもちっとも後に繋がらない。万事この調子。ビジュアル的にも造り込み感があまりに不足。このため、ただ薄い話をトロトロやってるだけの映画という印象になる。漫画ならパッと読めるのに!
あと時折出てくる本筋的には無意味な着ぐるみとかの描写もなんなんだか。おまえらは存在自体が滑稽ですよという意味ですか。
▼まとめ
これが美人姉妹なら世間ずれしてない箱入り娘ってことで人気も出そうですが、空気の読めなげなうらびれたおっさん二人となるとちとつらい。なにより兄弟の閉じた人間関係以外に救いのまったく見出せない恐るべき結末。こういう奴らは何をしても一生こうなんだよと断言されてるような空恐ろしさ。
いいじゃないかカーストの最下位でも幸せなら。って感じのいい事言ったつもりなんだろうなあ感が漂います。わざわざ最下位にいることを自覚させておいてそれはないだろう。
というわけでおすすめ度1。この残酷さに鈍感でいられる人ならもうちょっとマシだというかもしれない。
