こないだのアレがアレすぎたので、思わず新造人間キャシャーンのDVD(第一巻)を鑑賞する。
既に一度第一話について書いたことがあるがここに引用しておこう
『たった一つの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔をたたいて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる』(ジャン・クーゴとか?)というわけでなぜかキャシャーンの第一話を見る。
「公害対策アンドロイド」としてつくられたBK-1(後のブライキングボス)は製造時点で最強のアンドロイド。どのぐらい最強かというと大砲の直撃を受けても平気だし目からビームであらゆるものを破壊するぞ。いったいどんな公害を想定して作ったんだ東博士。
そしてそんなBK-1が暴れだしたとたん孤島の研究所を全面放棄してケツまくる東博士。おかげでBK-1は残りのアンドロイドも支配下に。
しかも研究所にはロボットを大量生産できるだけの工場設備と資材があふれているのでアンドロ軍団はロボットを作り放題。ブライキングボスがやらなかったら自分でやるつもりだったんじゃないのか東博士。
さらに「新造人間」計画がわずかな期間に完成したところをみると実は前から用意してあったんじゃないのか東博士。
そして愛犬ラッキーを新造犬フレンダーに新造する準備もラッキーが死ぬ前からとっくにできていた。準備がよすぎるぞ東博士。
フレンダー単体でもブライキングボスの腕を噛み切るぐらいのことはできるので、変形ギミックのかわりに超破壊光線を搭載したフレンダーを大量生産すればそれだけで充分なんじゃないのか東博士。
しまいには息子を新造人間化。これも準備はとっくの昔にできていた。もうやりたくてうずうずしていたろう違うか東博士。
というわけで東博士大活躍である。実は全部仕込みですカ?
第二話「月光に勝利をかけろ」では太陽エネルギーという弱点と、母親がスワニーの中に隠される経緯が語られる。
簡単にエネルギー切れを起こすキャシャーン。例の視界が黄色くなってかすむ現象にぐらぐらぐら。そんな大事な事は最初に話しとけ。そんで「キャシャーンのために無限のエネルギーを作る」とかなんとか大義名分を得て拉致されたアンドロ軍団で研究に着手する東博士。既存の技術と運用でカバーしようよ。
一方東博士の妻みどりはスワニーにIN。ていうか何の設備もない石牢に二人で閉じ込められて、しばらく後には処置は完全に完了していた。ってことはスワニーには最初っから「人間を取り込んで保存する機能」が付いてるってことだよね。どこまで用意が周到なんだ東博士。
第三話「廃墟の中に明日を呼べ」。
ふらふら無防備に出歩いてはロボットに襲われる幼馴染ルナ。その父如月博士は「MagneticField銃」の開発に成功していた。物理攻撃には滅法強いロボットも、このMF銃の怪光線の前にはひとたまりもないのだ。とりあえずライフル型の携行火器として完成したので今度は拳銃サイズまで小型化するため改良を続ける如月博士。そんな余計な造り込みしてないでライフルでいいから量産しようよとか思うのだが、これが博士という人種の不便なところ。
一方キャシャーンは、東博士が妙に気合入れて鉄也そっくりに作ってくれたもんだからルナに正体を気取られそうになってヒヤヒヤしたりとか。もはや新造人間なので、グラマーでスカートの短い薄着の幼馴染に接近されてもドキドキとかしないのだ。髪形変だしな。
んで、アンドロ軍団の襲撃を一蹴したついでに正体をばらしてしまうキャシャーン。壁を破壊して「こんな事ができる人間がいるものか!」とかみんなすごい力の強い人間だと思ってるのにそんなこと自分で言ってるあたり、かなりストレスがたまっているものと思われますな。
