30. Apr. 2006 (Sun)
▽ようこそ現世へ
0311時にAoVA2.0リリース。質量3.31kg。♂。
ちなみに当然ながら病院では携帯電話が使えないのでモバイルも何もないのだが
そもそもPHSは圏外でもうそれ以前の問題なのであった。
29. Apr. 2006 (Sat)
▽Paldio633Sでmopera
ThinkPadのBluetoothで接続しますよ。特記なきものはThinkPad側の操作。
・充電しておくこれで登録は終了。
・ThinkPadソフトウェア導入支援でBluetoothまわりを更新
・Fn+F5でワイヤレスの電源パネルを開き、BluetoothをON
・633Sの[menu]→[Bluetooth]→[全接続]を選択して右上ボタンで『登録』←ここで単に決定を押すとハマる
・[コントロールパネル]→[Bluetoothデバイス]で追加
・表示にしたがってpassなど設定。633S側でも同様
・[コントロールパネル]→[ネットワーク接続]→[新しい接続ウィザード]でダイヤルアップの設定。
・PHSのmoperaは電話番号166、ID,PASSは空白、DNSとかも未設定で可
・633Sの[menu]→[Bluetooth]→[リスト機器接続]で単に決定(BT電源ON)633SのBTはやたら電気食うからこまめに切ろう。
・[コントロールパネル]→[ネットワーク接続]から登録したmoperaを選び、ID/PASSなしでががんと接続
・633Sの[menu]→[Bluetooth]→[OFF]でBlueTooth電源オフ
さて、モバイル体制ができた。のでハナつれて病院行って来るぜ。待て次号。
28. Apr. 2006 (Fri)
▽2407断念す
先月ばちっと気絶購入したDell 2407WFPですが、かれこれ1ヶ月経過してもまだ届きやがりませんな。二度目の遅延連絡が来て5月中旬だとかなんとか。
それに加えて所期ロットが到着した人からのレビューがいくつか出てきてこれが芳しくない。曰くDVI接続でも滲むだとか、アスペクト比問題が改善してないとか。
またHDMI1080i表示が出来ないという報告もあり、先行投資という観点ではあまり効果がないわけで。運がよければフルスペックハイビジョンモニタなんてのもどうも無理っぽい。
というわけで。キャンセルすることに決定。即電話。カードで支払ったけど現金で振り込まれるそうです。まあ一ヶ月も経ってるしな。
さて、普通にUXGA液晶でも探すかね。用途的にはSXGAでもいいのかもだがー。
24. Apr. 2006 (Mon)
▽みっくるんるんっ
まあいろいろ思うところはあったのだけれど本編があんなアクロバティックな順番で出されるとなるとなんというか真面目にあれこれ論じるする気がうせるね。まいったまいった。
22. Apr. 2006 (Sat)
▽New World[★★☆☆☆]
臨月でいつ出てきてもおかしくないってのになにやら理屈をこねるハナ。映画へつれてけーとかなんとか。ま、いいか。
というわけでニューワールド鑑賞。おおざっぱにいってポカホンタス一代記。お勧め度2。
▼概要
英国からインド航路を求めて新大陸に流れ着いたジョン・スミス一行。せっかくだからと砦を建設し、入植を試みるものの開拓は困難を極め、やむなくネイティブアメリカンとの交渉に赴くのであった。
名誉挽回をかけて交渉の任にあたるジョン・スミスだが、囚われの身となってしまう。未知の文化をもつネイティブのただなかに一人取り残され戸惑うスミス。
それはまた、王の娘ポカホンタスにとっても新世界への扉であった。
▼誉
みどころはなんといってもヴァージニアの自然の美しさ。アメリカは広いだけあって広大な自然がごろごろ残ってるんだねえ。また説明を極力排してディティールにすべてを語らせようという方向性にも好感が持てる。
▼貶
本作は実際のところポカホンタスの一代記であるにもかかわらず、一見したところ新大陸開拓団の艱難辛苦物語。前半の構成はあきらかにスミス視点。そのため中盤に視点が入れ替わるあたりで少々おいてけぼり感がまいったね。説明が少ないんだからそのへん組み立てに気を配ってほしいところ。
また細かいイメージカットの積み重ねが多用されるのだけれど、ややもすると見ているほうははっきり言えよといらいらしないでもない。
▼まとめ
ディティールリッチな映像美ではあるがストーリーの組み立てに爽快感が乏しくわかりにくいので落ち着かない。というわけで一般向けエンターテイメントって風情ではないわいな。そんなわけでお勧め度は2ですが映像美が肝である以上、ビデオで見てもしょーがないという気もしないでもない。
しかしこれだけ戦闘シーンがあるのにろくすっぽ血とか出ないのな。
20. Apr. 2006 (Thu)
▽みっみっみらくるっ
脳内ループしているうちに気付いたことを何点か。とりあえず背景色にしとく。少々追記。
ちなみにこれは第三話終了時点で書いた。
----ここから
第一話があんまりにも自作映画テイストなのに気を取られていたが、不自然な点もいくつかありそれが伏線であると第二話で予感された事象が第三話で確信を得るに至ったもの。----ここまで一話終了時点での疑問
・「妙に平板な商店街の人々」
典型的な素人演技、メインキャラ以外の存在感を沈めるための手法、かとも思えるが。・「ネコがしゃべる」
しかも妙にリップシンクしている。自主映画の作劇上のなにかではなく実際喋るネコがいるに違いない。しかも、そういうのが普通にいる世界観ではないようだ。・「妙にリアルな超能力」
特撮のほとんどが手作り感覚あふれる由緒正しいものなのに最後の超能力の発動だけクオリティが高すぎる。最初は演出ミスかと思ったのだが…?・「キョン」
人名か?まあそれ以外(映画の奇矯な設定とか)は全部超監督ハルヒのぶっとんだ人物像によるものだと思えばとりあえず説明はつく。
二話終了時点での疑問
・「雑誌はどこから出てどこに消えた」
まあこれぐらいはテンポよくするための演出だと思えばいいんだけど。・「朝比奈みくるはなぜあっさり入団したのか?」
長門有希がいると気づいたとたん入団に前向きになったみくる。明らかに二者には何らかの関係がある。だが何の?・「宇宙人、未来人、超能力者」
二話におけるハルヒの台詞。何度となく繰り返され、ハルヒのキャラクターを特徴付ける…かと思ったのだが、よく考えたら一話での配役も「宇宙人、未来人、超能力者」なのだった。なんだこの符合の一致は?この時点で映画の配役がそのまま、三人の正体にまつわる非常に重要な示唆ではないかという気がしてくる。
三話終了時点での疑問
・「あきらかにやりすぎなハルヒ」
まあ奇人だというひとことで済ませられるといえば済ませられる。これが単に学園コメディならば。・「有希とみくるの奇言」
両者が宇宙人と未来人ではないかという疑念を確信させるに足る出来事。
有希は文芸部のくせにハイペリオンなんか読んでるから単にSF妄想たくましい人物という解釈も可能だが、みくるの言動がそれを否定している。・「謎の転校生」
まあいずれあらわれるんだろうなあ。と。ぶっちゃけ「超能力者」なんだろうなあと。・「キョン」
おかしい。こいつには明らかに「本名」がない。あらゆる登場人物が彼を「キョン」と呼ぶ。家族すらも。第三話のみ取り出して見ても、有希とみくるの正体が確定したとはいえない。自分を未来人と思い込んでいる宇宙人とか自分を宇宙人と思い込んでいる超能力者とかいう可能性もある。あるいは凡人。
ただ、自主映画における「妙にクオリティの高い超能力描写」が演出ミスではなければどうか(そしてそんなミスをするとは今となっては考えられない)。あれは『ホンモノの超能力』ということになり、彼が超能力者なら自動的に他の二人もストレートに宇宙人と未来人であることが確定する。それもホンモノの。
この時点で既に本作は「単に学園コメディ」から逸脱している。とはいえハルヒの正体はいまだ不確定。有希は宇宙人だといったが、次にみくるが「私と涼宮さんは未来人です」とか言い出す可能性もある。既に学園コメディではないので、当人の過剰な奇矯さもそれがなんとなく許されているという世界描写も意図的なものであるのならば、ハルヒを中心とした世界構築がなされている可能性が示唆される。なんだこれセカイ系か?
そしてキョン。なんなんだ君は。しつこいぐらいに普通に見えるぶん、むしろ登場人物のなかで最も怪しい存在。有希からもみくるからも根拠不明ながら一目おかれている。
これはいわゆる「観測者」の類かもしれない。彼がツッコまないと世界が回らないとかそういうシステムなのか?
さらに第一話を見返して追記。
----ここから
----ここまで
・「みくるビーム」
みくるの左目が青くなってるのはなんだっ。まさかほんとにビーム出せるんじゃないだろうな。・自主映画中のやりとり。
有希「今言えるのは、アナタの選択肢は二つあるということだ、私と共に宇宙をあるべき姿に進行させるか、彼女に味方して未来の可能性を摘み取るか」(視線はまっすぐカメラに)
キョン(いつきは、いつになく真剣に悩んでいた。しかしさっきの長門の、有希の台詞はいつきに向かって言っているんだよな?)
一樹「なるほど、どっちにしても彼、いや、このシーンは僕ですが、僕が鍵となっているのですね。そして、鍵そのものに効力はない。鍵はあくまで、扉を開ける手段でしかないものです。その扉を開けたとき、何かが変わるのでしょう。おそらく、変わるのは…」(ちらりとカメラを見る)これものすごく怪しい。双方の会話で焦点となっているのがシナリオどおりの「超能力者いつき」ではなくカメラを持っている人物であるところのキョンだと思われる。『彼女』は…ハルヒかねえ。やっぱり。
18. Apr. 2006 (Tue)
▽なかだるみ
ハナの臨戦態勢は結局フェイントでしたということで解除されて待ちの一手。ちょこちょこミニマムな兆候はあるんだけどね。まあそのうち出てくるでせう。
で、これから気温も上がる事だしということでLinkStationを分解して冷却ファンの固定作業。
以前山陽の静音ファンに交換したのはいいんだけど、取り付けにガタがあってむしろ大幅騒音化という間抜けな事態になっていたので、スポンジを薄く切ったものでガタを押さえてついでに制振を試みてみる。
うむ、だいぶ静かになったね。
17. Apr. 2006 (Mon)
▽復活の日
全国でスズメが消えたらしい。不信な死骸が大量に見つかったとかなんとか。
ほかにもハトが死んだとか鳥類の謎の死がいろいろあるらしくてなんだろね。
あと鳥インフルエンザが「指定感染症」に分類されたりしているようだ。主に鳥類に感染するインフルエンザだが人に感染すると死にいたる…ことも。
さて、我々の世代(の一部)だとこれはあれだ。MM-88だ。「人類が風邪で滅びるなんて!」なあれだ。
まああれはうっかりできちゃった細菌兵器が流出して、って出だしではあるものの、みんな「たかが風邪だよねー」「鳥が多少死んでもどってことないよねー」とか言ってたらスゲエ致死率な上に鶏が全滅してる→鶏卵とれない→ワクチン作れないというコンボで人類全滅、というおはなしでございました。
だから鳥インフルエンザで鳥が死ぬのは怖い。これは原体験のようなものだねえ。
参考:
復活の日(小松左京)[ASIN: 4894563738]
映画版はこちら[ASIN: B000060NDE]
でも今朝はベランダにスズメが来ました。まだ人類だいじょうぶ。
16. Apr. 2006 (Sun)
▽いよいよ入院か3
起きるとハナがうんうん唸ってる。ついに来たか!と思って話しかけるとベランダにコックローチマンがいる夢を見たらしい。…ってそれだけ?
大丈夫だよコックローチマンは一応正義だから。といいつつ起動。
参考:[ASIN: 4757703341]コックローチマン(ワンダービット(2)新装版)
どうも事態は進行しつつあるにはあるのだが臨戦態勢からだいぶ後退した模様。こりゃしばらくおあずけかね。
まあ予定日まではまだ日があるので焦る事もないのだが。
夕方に喫茶店でアイス食べたいとか言うので試しにメイド喫茶へ行ってみる。
うーん。オープン直後はロングスカートだったのに絶対領域で勝負みたいになってルー。遺憾遺憾。だが時代の流れには逆らえないのか。
15. Apr. 2006 (Sat)
▽いよいよ入院か2
で、朝になったけどなんかどうということもなさそうな。
まあどっちにしても自宅待機だわな。
仕方がないので部屋の片付け。受け入れ態勢をそれなりに整えないとね。
ついでにドリルを出してきてドアクローザの位置がよくないのを直したり。
押入れと押入れを貫通する穴をあけて押入れ3つ経由でリビングから玄関までLANケーブルを通したり。
DVDにならなさそうなLD(「おいら宇宙の探鉱夫」とか「ハイ・シェラ」とか「G-CLEFのライブ」とか)をDVDにしたり。
で、夜になったんだけどやっぱりなんともなくて翌日へ。
14. Apr. 2006 (Fri)
▽いよいよ入院か
就業中にハナからでんわ。なんか容態に変化があったらしい。
これはいよいよかもしれんと思って後片付けもそこそこに帰宅
そしたら晩御飯作ってた。
えー?今出るすぐ出るたいへんたいへんって感じじゃないの?
とりあえず今のうちに入院準備をー。
とかどたばたやってるうちに眠くなったらしい。どうも今日ではなさそうです。この週末がヤマか?
▽取っ手の取れる、ティファ〜ル♪
の取っ手が突然取れた。落下するフライパンはそのまま床に顔面着地。
今まさに皿に移さんとしているところであった。さようならさようならいい目玉焼きでした。
13. Apr. 2006 (Thu)
▽Javaとかインストールメモ
ああもうめんどくせえといいながらJavaその他の設定
▼JDKを入れる
バージョンごとに名前がくるくる変わる。バージョニングルールもかわる。
JDK1.0→JDK1.1→J2SE1.2(Java2の2は1.2の2らしい)→J2SE1.3→J2SE1.4→J2SE5.0(1.5と書くところを一桁繰り上げて5.0にしたらしい)
勘弁して。
えーと、J2SE5.0 JDK5.0 Update6がいるらしいです。素直にjdk1.5.0.6って書くんじゃダメですかそうですか。
# sh ./jdk-1_5_0_06-linux-i586-rpm.bin
これで/usr/java/以下に展開されたりするらしい。具体的には/usr/java/jdk1.5.0_06。←ホラやっぱりそうなんじゃ
# update-alternatives --install /usr/java/jdk jdk /usr/java/jdk1.5.0_06 150PATHに/usr/java/jdk/bin を追加
▼java3D
# cd /usr/java/jdk/
# sh ~/download/java3d-sdk-1.3.1-linux-i386.bin
# cd demo/java3d/HelloUniverse/
# java HelloUniverse
これでポリゴンぐるぐる。
▼jmf
# cd /usr/javaこれでjmfが展開される。
# sh ~/download/jmf-2_1_1e-linux-i586
# setenv JMFHOME=/usr/java/jmf-2_1_1eぐらいの環境変数もやっとこう。
# setenv CLASSPATH $JMFHOME/lib/jmf.jar:.:$(CLASSPATH)
▼vrml97
# cp vrml97.jar /usr/jdk/jre/lib/ext/しかるべくコピー
▼ユーザ作成
# useradd -g wheel -u 1234 -s /bin/zsh aova
▼proftpdの設定
/etc/proftpdを編集
・ServerName "TEKITO_1"
・ServerType inetd
・Anonymous ftp関連の部分をばっさりコメントアウト
・UseReverseDNS off
・IdentLookups off
・RootLogin off
/etc/inetd.confを編集
・proftpdのほうのftpのコメントアウトを解除
# /sbin/chkconfig proftpd stop
# /sbin/service inet reload
これでinetd経由でFTPできるようになるはず。
12. Apr. 2006 (Wed)
▽CLAPACK+ATLASインストールメモ
めもめも
▼はい準備。
まずgccとg77をapt-getでインストール。ひょっとしたらf2cもいるかも。
ターゲットによってはgccの2.9.xを要求されるかもしれないのでその場合はそっちも入れて、
# update-alternative --config gcc
# update-alternative --config g77
でしかるべく選択。
▼次ソース取得。
総本山からclapack.tgzとatlas3.6.0.tgzを取得。
▼はい次ATLASのビルド
# tar xvfz atlas3.6.0.tgz
# cd ATLAS
# make ←この時点で設定するのはCPUタイプぐらいで、あとはデフォルトでOK
# make install arch=Linux_P4SSE2_4←ここんとこは前記makeの最後に表示されるものに従う
# cd ..
▼次CLAPACKのビルド
# tar xvfz clapack.tgzこれでmake.incのコピー元に対応した名称のライブラリファイル、lapack_LINUX.aができる。
# cd CLAPACK
# cp ../ATLAS/lib/Linux_P4SSE2_4/lib*.a ./ ←コピー元ディレクトリは先ほど生成したもの
# cp INSTALL/make.inc.LINUX ./make.inc ← コピー元は環境にあったものを選ぶ
# vi make.inc ← 下記のとおりBLASKLIBを変更
BLASLIB= ../../libcblaswr.a ../../libcblas.a ../../libatlas.a ←ATLASで作成したものを指定。二階層下からのパス。
# make f2clib
# make cblaswrap
# make lapacklib
▼パッケージのマージ
lapack_LINUX.aをliblapack.aに改名してATLASで作ったほうの内容をくっつけるのだ
# mv liblapack.a liblapack_ATLAS.a
# cp lapack_LINUX.a liblapack.a
# mkdir tmp
# cd tmp
# ar x ../liblapack_ATLAS.a
# ar r ../liblapack.a *.o
# cd ..
# rm -rf tmp
▼インストール
# mkdir /usr/local/lib/CLAPACK
# cp F2CLIBS/libI77.a /usr/local/lib/CLAPACK
# cp F2CLIBS/libF77.a /usr/local/lib/CLAPACK
# cp libatlas.a /usr/local/lib/CLAPACK
# cp libcblas.a /usr/local/lib/CLAPACK
# cp libcblaswr.a /usr/local/lib/CLAPACK
# cp liblapack.a /usr/local/lib/CLAPACK
# cp F2CLIBS/f2c.h /usr/local/include/CLAPACK
▼余談
gccのバージョン管理が必要ならCLAPACKディレクトリをgccのバージョンごとに作成し、
# update-alternatives --install /usr/local/lib/CLAPACK CLAPACK /usr/local/lib/CLAPACK_gcc3.2 32てな感じでalternativesを仕込んでおく(/etc/alternatives/に反映)
# update-alternatives --install /usr/local/lib/CLAPACK CLAPACK /usr/local/lib/CLAPACK_gcc2.9 29
そんで
# update-alternatives --config CLAPACKとかやれば切り替えられるという仕組み。
11. Apr. 2006 (Tue)
▽Vine3.2インストールメモ
計算機のディスクがおかしくなったのでやむなく再インストール。
まずKnoppixでfsckをかけて、重要なファイルを救出。
Vineの3.2インストーラCDをRing serverから取得。
nvidiaからドライバを取得。これがカーネル再構築しないと動かんので困る。
とりあえず起動時に
boot: linux 3 vga=0x317とかやるとテキストモードで起動できるのでそっちで。
# apt-get update # apt-get upgrade # apt-get install gcc ncurses-delel kernel-sourceこれでいけるかと思ったがなぜかソースのコンパイルが通らない(aptで取れるソースとVine3.2のカーネルでバージョンが違うからだ)。
仕方がないのでRing serverから今度は新しいカーネルソースをもらってきて展開。/usr/src/linuxにシンボリックリンク張りなおし。
# cd /usr/src/linuxこれで一応カーネルは出来。
# vi Makefile ←EXTRAVERSION変数にリリース名を記述
# make mrproper ←設定の初期化
# make menuconfig
(略)
[*] Support for SATA
[*] Ext3 journalling file system support
(略)
# make dep
# make vmlinux
# make bzImage
# make modules
# make modules_install
# make install
あと
# /sbin/mkinitrd /boot/initrd-2.2.32.img 2.2.32
とかやって起動イメージをつくりーの
/etc/lilo.conf
を適当に編集して
# liloで構築しーのして、この状態で再起動。新カーネルとテキストモードを指定。
そんで冒頭のQuadroFXのドライバをインストールというか自力でビルドさせて作業完了。
これはカーネルを再構築するたびに新しいカーネルで起動した状態でインストールしなくてはいけないようだ。
で、リブート。これでいけるはず。たぶん。
カーネルのconfigは前記2点だけ有効にしとけばとりあえずSATAのext3環境でも起動するしグラフィックモードにも入れる。まあせっかくだからいろいろ調整するのがいいと思うけど。これだと音とか出ないし。
09. Apr. 2006 (Sun)
08. Apr. 2006 (Sat)
▽新造人間 キャシャーン (#1〜3)
こないだのアレがアレすぎたので、思わず新造人間キャシャーンのDVD(第一巻)を鑑賞する。
既に一度第一話について書いたことがあるがここに引用しておこう
『たった一つの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔をたたいて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる』(ジャン・クーゴとか?)というわけでなぜかキャシャーンの第一話を見る。
「公害対策アンドロイド」としてつくられたBK-1(後のブライキングボス)は製造時点で最強のアンドロイド。どのぐらい最強かというと大砲の直撃を受けても平気だし目からビームであらゆるものを破壊するぞ。いったいどんな公害を想定して作ったんだ東博士。
そしてそんなBK-1が暴れだしたとたん孤島の研究所を全面放棄してケツまくる東博士。おかげでBK-1は残りのアンドロイドも支配下に。
しかも研究所にはロボットを大量生産できるだけの工場設備と資材があふれているのでアンドロ軍団はロボットを作り放題。ブライキングボスがやらなかったら自分でやるつもりだったんじゃないのか東博士。
さらに「新造人間」計画がわずかな期間に完成したところをみると実は前から用意してあったんじゃないのか東博士。
そして愛犬ラッキーを新造犬フレンダーに新造する準備もラッキーが死ぬ前からとっくにできていた。準備がよすぎるぞ東博士。
フレンダー単体でもブライキングボスの腕を噛み切るぐらいのことはできるので、変形ギミックのかわりに超破壊光線を搭載したフレンダーを大量生産すればそれだけで充分なんじゃないのか東博士。
しまいには息子を新造人間化。これも準備はとっくの昔にできていた。もうやりたくてうずうずしていたろう違うか東博士。
というわけで東博士大活躍である。実は全部仕込みですカ?
以上、第一話「不死身の挑戦者」より。正しくは口からビームでした。鉄也君は父の汚名をそそぐための唯一の手段と思って自ら新造人間化に志願してるね。
第二話「月光に勝利をかけろ」では太陽エネルギーという弱点と、母親がスワニーの中に隠される経緯が語られる。
簡単にエネルギー切れを起こすキャシャーン。例の視界が黄色くなってかすむ現象にぐらぐらぐら。そんな大事な事は最初に話しとけ。そんで「キャシャーンのために無限のエネルギーを作る」とかなんとか大義名分を得て拉致されたアンドロ軍団で研究に着手する東博士。既存の技術と運用でカバーしようよ。
一方東博士の妻みどりはスワニーにIN。ていうか何の設備もない石牢に二人で閉じ込められて、しばらく後には処置は完全に完了していた。ってことはスワニーには最初っから「人間を取り込んで保存する機能」が付いてるってことだよね。どこまで用意が周到なんだ東博士。
第三話「廃墟の中に明日を呼べ」。
ふらふら無防備に出歩いてはロボットに襲われる幼馴染ルナ。その父如月博士は「MagneticField銃」の開発に成功していた。物理攻撃には滅法強いロボットも、このMF銃の怪光線の前にはひとたまりもないのだ。とりあえずライフル型の携行火器として完成したので今度は拳銃サイズまで小型化するため改良を続ける如月博士。そんな余計な造り込みしてないでライフルでいいから量産しようよとか思うのだが、これが博士という人種の不便なところ。
一方キャシャーンは、東博士が妙に気合入れて鉄也そっくりに作ってくれたもんだからルナに正体を気取られそうになってヒヤヒヤしたりとか。もはや新造人間なので、グラマーでスカートの短い薄着の幼馴染に接近されてもドキドキとかしないのだ。髪形変だしな。
んで、アンドロ軍団の襲撃を一蹴したついでに正体をばらしてしまうキャシャーン。壁を破壊して「こんな事ができる人間がいるものか!」とかみんなすごい力の強い人間だと思ってるのにそんなこと自分で言ってるあたり、かなりストレスがたまっているものと思われますな。
▽引越し(3年目)
ついに3年目に突入してしまった引越し作業。既に物置と化した旧おうちの維持費も馬鹿にならないのでさっさと引き上げてしまいたいところ。
というわけで久々にがんばって荷物を運ぶ。車で3往復。運んで運んでそれでもぜんぜん減らないのは何故だろう。1人でやってると効率悪いなあ。
おうちにガンガン運び込む。さてどこに置こうかこのガラクタの山を。困ったね。
ハナ「どうせなくても困らないものでしょ?捨てたら?」
…うう、反論できん。
07. Apr. 2006 (Fri)
▽本とか買う
今月号
[ISBN: 4063636410 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] School Rumble Vol.12
[ISBN: 4047124265 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] かりん(8)
[ISBN: 4047124079 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] 仮面のメイドガイ(1)
[ISBN: 4047124338 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] 仮面のメイドガイ2
[ISBN: 4822244571 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] 株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす
[ISBN: 4492732071 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] 株価チャート練習帳
[ISBN: 4791762010 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] 戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ
[ISBN: 4003369017 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] 自由と社会的抑圧
[ISBN: 4756147305 : bk/AM/SB/AS/JB/KI] 蘇るPC-8801伝説 永久保存版
[ASIN: B000091LFQ] 現金(ゲンナマ)に手を出すな〈デジタルニューマスター版〉
[ASIN: B000091LFO] 穴〈デジタルニューマスター版〉
06. Apr. 2006 (Thu)
04. Apr. 2006 (Tue)
▽新しいPCが欲しいわけで
おうち用途に新しいPCが欲しまって困ります
とはいえ今買うのはあんまり得策ではないわけで。
とりあえずここに適当にパーツ名を列挙して溜飲を下げる事にする。
用途としてはヘッドレスなファイルのサーバ。
HDDが死ぬほど入ってその割りにちいさめとかそういう路線。騒音はこの際仕方ない。
でも熱がこもるのは困る。という感じ。あと計算。
まずケース。
LIAN LIのPC3077-B
210×365×490mmと控えめサイズの割に5インチベイが5つもついてる(その気になれば7つ)。市価は\11kぐらい。
そんでリムーバブルシャシー。アクセスしにくい場所におくのでドライブぐらいはがっぽがっぽ抜き差しできるようにしたい。アルミのファンつきで。
んでRAID同盟。ファンも温度警告も付いてるのがありがたい。
2ベイ消費して3台入るのが\10.5k。3ベイ消費して4台入るのが\15k。
つまりその気になればさっきのケースに10台のHDDがずらっと並べられる。
まあさすがにそんなことしたら電源が大変そうだが。SATAの口も足りないし。
せいぜい3+3で余ったところにFDDか光学ドライブだろう
HDDは消耗品だからその時々で値頃感の高いものを買って順次リプレースしていくのが効率的。
今320GBが\13kぐらい。WDのWD3200JSはシーク9.2Wなので6台並べても60W程度。
これに余ってるCD-ROMを突っ込むなりなんなり。
マザーボードとSATAインタフェースはようわからん。というのはこれから買うならコレ的CPUであるConroe系列の登場が第三四半期と予想されているからで要するに夏ボ待ち。当然マザーもそれあわせで、オンボードのインタフェースの数次第でSATAインタフェースも決まるという次第。
今すぐ買うならCore Duo T2400 (1.83GHz)(\37k)ぐらいだろうけどマザーがどっちにせよ品薄で入手困難かのう。ASUSのN4L-VM DHあたりなら2万円ぐらいか。
電源とやすものの4chのSATAカード、DDR2-667のメモリを1GBほど突っ込んだらさらにプラス2万円ぐらい。
というわえで合計するとだいたい19万円ぐらい。そんな金ねえよ:D
02. Apr. 2006 (Sun)
▽CASSHERN[★☆☆☆☆]
ついにこの映画に手を出してしまった。ていうかHDDレコの容量が限界で見るか焼くかの二択。別に焼けばいいじゃんとも思うもののまあ見てから判断しろとかなんとか…。紀里谷和明監督、2004年。[ASIN: B0001A7D0O]
もう今さらなので本気でネタバラシをしながら書きますよ。おすすめ度1。
▼前提
タツノコプロのテレビシリーズアニメーションの傑作、「新造人間キャシャーン」を大幅に換骨奪胎してビジュアル重視で撮影されたSFアクション映画。監督は「宇多田ヒカルの夫」…名前なんだっけ?まあそんなかんじで。
アニメーションのキャシャーンがどんな話だったかは以前第一話を見直したとき書いた文章で確認していただきたい。かなり歪んでるが。
▼概要
軍事国家亜細亜連邦は度重なる戦争と環境汚染に疲弊していた。軍は東博士の「新造細胞」研究に活路を見出す。それは「第七管区の少数民族」がもつという「新造細胞」の驚異的な生命力を利用した臓器量産による画期的な医療技術だ。軍はそれによって兵力の増強を、東博士は病気の妻の延命を目論んでいた。
一方恋人の上月ルナとバイクで疾走する東博士の息子鉄也は「この戦争が終わったら、結婚しよう!」とかいきなり死亡フラグ立てた挙句、戦争に行って民間人を殺戮する任務の最中あっさり死んじゃいます。
そのころ東博士の新造細胞計画は遅々として進まず困ったなあとか言ってたら空からなんかすごい雷だか柱だかがずばーんと落ちてきて培養液の中の人体部品が勝手にくっついて新造人間が誕生。ゾンビみたいにうぁーうぁー言いながら出てくるので二度びっくり。鎮圧部隊が掃討するのですが結局数体が逃亡して、これが後のアンドロ軍団になります。このときガンガン非常ベルが鳴ってるのにポケーっとしてるルナの知能が危ぶまれます。
とりあえず新造細胞の培養液の効果を確信した東博士は息子の遺体をじゃぼっとぶち込み、鉄也もまた待つ事5秒で新造人間として生まれ変わってしまいました。このとき周囲をふらふらしてた鉄也の幽霊はいやんばかんと拒否していましたが生き返ってしまったものは仕方ありません。上月博士のプロテクトスーツを与えられ、なんとか一命を取り留めましたです。
一方行きがけの駄賃に鉄也の母ミドリを拉致して帝都を脱出した新造人間たちは、病気で死にかけのミドリをかついで極寒の冬山を越えたり なんかして遺棄された謎の城に到達します。城には戦闘ロボット軍団が山ほど眠っており、電源入れただけで世界征服のお膳立てが整いました。誰だよそんなの放置したの。
このとき新造人間は4人おりまして、それまでドロドロしたビジュアルでうぁーうぉーと唸るだけだったので絵的にもサウンド的にも非常にウザかったのですがブライキングボス(に相等する人)がここで突如リーダーシップを発揮します。具体的には顔を洗ってスッキリしたところで演説を一席ぶつのです。
ブライ「我々は生きている!我々はまぎれもなく ここに生きている!」おお、君ら喋れたんか。
ブライ「しかし、人間はそれを認めようとはしなかった。そればかりか、目にもあまる残虐な手段を尽くして、われら同胞の命を排除した。」しかもなんか難しい言い回し知ってるのな。じゃぼっと培養液から出てきたばかりにしてはインテリです。
ブライ「命に優劣があろうか。生きるという切実なる思いに優劣などあろうか。ただひとつの生を謳歌する命の重みに優劣などあろうか。あるはずがない。」しかもなんかヒューマニティーとか語ってます。これはヤバイです。
どうヤバイかというと、この世界の人間は博士も将軍もエージェントもどいつもこいつも全員、単調で間を取りすぎてる上に要点の不明なめちゃめちゃ眠い棒読みでしか演説ができません。ところがブライキングボス氏の演説は流暢な上熱意もこもっており、論点もわかりやすく圧倒的に説得力がある感じです。彼のこの類稀なる才能により、新造人間同士のリーダーをめぐっての内輪もめは無事回避されました。
あ、演説の結論は「人間皆殺し」だそうです。
さて、気合も入ったところでロボット軍団を繰り出して侵略です。パンチ力とかジャンプ力とか超すごいとはいえ、新造人間たちは4人しかいないんで実質ロボット軍団だけで戦争やってるみたいなもん ですが、なぜか軍部は新造人間のことばかり気にしてロボットはどうでもいいみたいです ね。そんなだから歩兵を無駄にすり減らすような作戦しか立てられないんじゃ…。まあいいや。
とりあえず上月亭は襲撃され、新造細胞とスーツで超人と化した鉄也君に返り討ちにあったりします。とはいえ屋敷(と例のヘルメット)は破壊され、逃げる途中で今度はロボット軍団の行列にでくわします。なんか変な奴がいるってんで火炎放射の洗礼を受ける鉄也とルナ。しかし、スーツの防御力はその程度屁でもないらしく、見事炎の中から立ち上がる鉄也はロボット軍団を文字通り粉砕。このときヘルメットをつけていない鉄也の頭がチリチリになってないのはまあいいとして、生身で転がってたルナも無事でした。
その後鉄也はブライキングボスと一騎打ちを演じていつの間にか負けていました。負けついでにコダマの森みたいなところでいだきあってかなり堂々巡り感のある問答を繰り広げる鉄也とルナですが、唐突にルナがばったり倒れます。タタリ神のしわざでしょうか。都合よく通りかかった近所の遺跡に住む医者の応急処置を受け、なんとか一命を取り留めます。そしたら遺跡の集落に亜細亜連邦軍による襲撃が。虐殺イクナイと思った鉄也はとりあえず邪魔してみたりとか。そしたらそこに新造人間の1人が侵攻してきて軍隊とかどうでもよくなります。とりあえず伝説の救世主にあやかって「キャシャーン」と名乗ってみたりとか。
ところが一騎打ちしてたらルナが軍にさらわれたり。あと都合よく遺跡の門が閉まって一騎打ちの相手を閉じ込められましたよ。なんと中からは新造人間の力をもってしても開かないのです。でも外からはあっさり開きました。自動で。ま、義理もあるので一騎打ちを継続して、結果両者相打ちに。いや死んでないぶんキャシャーンの勝ちですが、あらゆる衝撃から守ってくれるスーツも刀はあっさり刺さるらしく虫の息です。
一方新造人間のなかにもまともに喋れない奴が一体いまして、こいつは脱出の時ルナが逃亡に手を貸したのでルナのファンなわけですが、これが一緒に軍にさらわれてなんかでかい列車で帝都へ連行されてゆきました。が、途中軍の科学者に発見され、もみあいになった挙句殺されそうになります。新造人間なのに学者に力負け。まあそれは回避され、帝都の実験施設に運び込まれます。
ちょうどそのころ遺跡で死にかけてるキャシャーンのところに冒頭のなんかよくわからない雷かなんかがずばーんと落ちまして、瓦礫といっしょに帝都の空からばらばら降ってきます。えー?
これはつまり、「新造細胞を持つ少数民族が住む第七管区の遺跡」の地下に帝都があって天井が抜けたということでしょうか。そんな近所だったのかよ!
まあ役者がそろいまして、キャシャーンとルナはブライキングボスの城にあっさり連行されます。よく考えたらもう他に味方の新造人間がいないので人外同士和解しようという魂胆らしいですね。昏睡状態の母ミドリを見せられたキャシャーンは激昂し、ブライキングボスとのどつきあいが始まりますがこれがいけなかった。鉄也が一言怒鳴ると、ブライはその5倍ぐらい難しい言葉を使って10倍ぐらい言い返します。掛け算すると50倍です。どう考えても口では勝てません。しかも殴りあいでもいつのまにか負けました。
さて、軍隊の反撃で城に戦力がわーっと来るので、ブライキングボスも最終兵器巨大歩行戦車を発進させ、ぷちぷちと踏み潰します。ものすごくわかりやすいところにイカニモな時限装置がついているので、こりゃいかんと止めに走るキャシャーン。一方ボスは乗り込んできた将軍にある衝撃の「真実」を告げられて放心したところを鉄砲でうたれて死んじゃいます。衝撃っていっても見てる人全員がまず最初にそれを確認しようよって思うようなアレなんですけどね。下手に弁が立つ分、検証がおろそかになってしまったようです。
一方キャシャーンは時限装置をとめることが出来ず、爆心地で核爆発に巻き込まれますが、よくわからないバリアーで助かった模様。目の前で核爆発が起きた城の中も無事ではすみませんでしたが、ルナは核の直撃を受けても無事でした。
で、ここで東博士がでてきて母ミドリを連れ帰ろうとします。まあ新造細胞の技術で生き返らせるつもりだったんでしょう。だがそのことで鉄也と言い争いになり、業を煮やした博士は拳銃でルナの脳天をぶちまけます。
博士「すぐに生き返る」おそらくルナも新造細胞で生き返らせるつもりなのでしょう。どうでもいいけど新造細胞で生き返ったら新造人間になっちゃうんだけどいいんですか東博士。
で、結局キャシャーン以外全員死んじゃってどうするのかと思ったら唐突にルナが生き返りました。これ以上ないってぐらいにグダグダになったところで宇多田ヒカルのキャッチーなテーマソングが流れ、強引にまとめます。
とまあ、そんなお話でした。ってだいたい全部書いちゃったんだがいいのか。
▼誉
気合の入った造型なんかはさすがにデザイナー出身の監督だけあるといいたいところです。とはいえ印象をディティールで稼ぐ事にとらわれて、無駄な造型(でかい顔がついてる飛行機とか)多すぎ。
あと換骨奪胎とはいえ「人間と非人間の悲哀」とか「ルーツを欠いた被造物の嘆き」とかそういう要素は残ってるわけでそれはいいんじゃないかと。
あと宇多田の歌のウヤムヤ能力はすごいね!おかげでだいぶ救われてる。
▼貶
まずアニメのキャシャーンから考えればその醍醐味は「キック・アタック・電光パンチ」による圧倒的な破壊力による肉弾戦の爽快感と、「お前は死ぬのではない、壊されるだけだからな」「なにっ」に代表される人間でなくなること、それを人々に理解されない事による悲哀にあるわけで。あとフレンダー。
しかし前者の爽快感は尻切れトンボの戦闘シーンと基本的に負けてるか相打ちの戦闘結果により大幅にスポイル。
後者の悲哀はないでもないんだけど、問題はあくまで「世のため人のためやってるのに社会に受け入れられない」ことにあるべきなわけでそのへん映画では自問自答で勝手に自己完結しちゃってるか、あるいは「出自」ではなく「行為」によって受け入れられてないわけで。別の話になってしまう。
フレンダーいないし!
▼貶2
じゃあ映画単体としてみるとどうかというと、まずシナリオがかなり破綻してる。究極的には「不思議な新造細胞の力」「不思議な雷柱の力」「謎の要塞」でだいたい説明が付くというか、そこまで許容すると何でもアリになってしまう(たとえば「ルナが妙に不死身なのは新造細胞の液をちょっと浴びたからだ」とか「雷柱が落ちるとテレポートするのだ」とか)。そりゃまずいよ。
アクションシーンは前述のとおり、尻切れトンボで基本的に負けてるので爽快感とか無理。ていうかキャシャーンがほんとに主人公なのかも怪しい。
映像的にも色調を統一しすぎてみづらいシーンが多すぎるし、デザイナー出身にありがちだがとにかく空白恐怖症かと思うぐらいディティール過多の詰め込み魔人で、緩急に欠ける。これは編集面でもそうで、カメラがあっちに行ったりこっちに行ったりして落ち着かないし役者の立ち位置はバンバン入れ替わる。アクションシーンは超こまぎれでなにがどうなってるのかわからない。なにかというとフラッシュバックを死ぬほど多用してうざい。しかもそこで使われる映像素材がめちゃめちゃ観念的な上に毎回同じで使いまわしのしすぎ。集中線は笑っちゃうからやめてくれ。
あと、おっさんがあうあう言ってるシーンが多くて不快感を煽りすぎ。いや女性陣もほけらーっとしてるかあうあう言ってるかが大半なのだが。
しかも多くの重要なシーンが尻切れトンボで何を言いたいのかわからない。特にラストシーンなんかは意味不明の極地といっていい。お芸術映画じゃなくてエンターテイメントなんだからそのへんわかりやすくしようよ。ただし軍隊イクナイ(「殺すのイクナイ」ではない!)というのは例外でここだけ妙にわかりやすいので、本筋からは余り重要ではないと思われるその部分だけ妙に強調されてどっちが本筋なんだか。
▼まとめ
この調子で2時間はつらかった。眠いよ。カットする前は4時間とか言うからそれはどうかと思った。そんでこれ以上ひどいデビルマンってどんなのだ。
正直2時間かけて見る価値はないです。「キャシャーン」というタイトルバリューの無駄遣いでもあるし、おすすめ度1。
▼ていうか
あの世界に「キャシャーンという救世主がかつていた」「どう見ても『(アニメの)アンドロ軍団』のロボットと城が存在する」という点から考えると、ひょっとするとTVアニメのほうのキャシャーンの500年後の世界とかかもしれないね。アンドロ軍団との戦いの反省からロボット技術を封印した世界とかそういうアレ。つまりあの城は(アニメの)東博士が作ったもので全部(アニメの)東博士の仕込みとかそういう。



