「のび太の恐竜2006」を見に行きたいなあ見たいなあと言っていた俺ですが妊婦に押し切られる形でウォーク・ザ・ラインを見に行ったのでありました。主演:ホアキン・フェニックス、リース・ウィザースプーン。ジェームズ・マンゴールド監督、2006
ハナふれこみによると「ウェルメイドなすれ違いラブコメ」だそうですよ…っておいおい。
まあネタバレする方向で。
▼概要
プレスリーと同世代の伝説のロカビリースター、ジョニーキャッシュ(実在)。不器用ながらも激しい情熱を抱えた彼は、身辺の確執とトラウマを抱え、這い上がるようにしてスターダムにのし上がる。そこにいたのは憧れのベテランシンガー、ジューン・カーター。急接近する二人だが冷静に考えるとどちらも結婚してて子持ちなのであった。こりゃいかん。
しかもジョニーは麻薬にその精神を蝕まれつつあるのだった。ますますいかん。
おまけに長続きしない結婚を繰り返したジューンはもう結婚なんて真っ平ごめんって心境なのであった。いかんすぎる。
激しい紆余曲折、そしてどん底から奇跡の復活を遂げるジョニー。10年越しのあまりに不器用で一途な恋は実を結ぶのか?
▼誉
いい感じにアクの強いホアキンのジョニー像や、高度に自制された女性の絶妙な不満顔をみせてくれるリースのジューン、ロバート・パトリックの図星をつく親父など、人物描写のこってりした演技が光ります。
ステージのシーンも役者が自分でちゃんと歌ってますしサマになってるではないですか。
また張った伏線はいちいち回収したり反復描写をかっちり作りこんだりするなどなるほどこれはウェルメイド。
▼貶
これラブコメちがうよ!だって不倫だし(すくなくとも序盤は)!ヤク中だし!PG12だもの!
ていうかごめんジョニーキャッシュ知らないんで世代的に。あっちの脇役の音楽の方が俺いいかもとか思ってしまったりとかー。
▼まとめ
作劇的な組み立てはたしかに優れているものの、デートムービーにするには波風が立ちすぎる。どういう層におすすめすればいいのだこれは。というわけでおすすめ度3。
