▽功夫(カンフーハッスル) [★★★★☆]
お正月映画「功夫」を見てきました。周星馳最新作ですよ。
邦題は「カンフー・ハッスル」ですが、この間抜けな邦題のせいで東京国際映画祭では小川直也が乱入して難癖つけるという超寒い演出がなされ、香港では「東京受辱事件」としてそいつが報道されて国際感情を微妙に悪化させるなどイイトコなし。あの演出考えた奴は今からでも遅くないから腹を切れ。
あとこれは少林サッカーとは全く関係ない話なのでそっちを期待しないように。
近所の映画館では吹き替え版のみ上映でした。吹き替え自体の品質は悪くはないのですがやっぱり字幕で見たいです。[ASIN: B0001M3XGK]
(…ここから後半)
まだ公開してないところもあるのでちょっとだけ。
▼概要
功夫の達人が次々出てきて超絶の技をばんばか放つ盛りだくさん功夫映画。ねこまっぷたつ。
▼誉
細かいギャグや次々出てきて飽きさせない功夫達人技の数々の品質は高く、それぞれ充分楽しめます。
特に包丁のシーンなんかは最高。
アクション一辺倒になる終盤はともかく、それより前の物語運びは文句なし。
▼貶
作中ストレスがちゃんと解決されていないのはまずいよね。ラストバトルで消化すべきテーマが回収しきれなかった感があります。
ていうか「功夫」なのに頭ぶつけて以下略ってのはどうよ。君は間違って無かったよ、というお話をするはずなのに、それをすっとばしてアクションで片付けてしまう。それが歯がゆい。
▼まとめ
功夫映画製作上のさまざまな問題点がここに収束してしまった感があります。周星馳監督主演なのに周星馳の扱いに困るとはこれいかに。
とはいえ映像的には非常に楽しいし、功夫技映像もちゃんと身体を動かせる人がベースなのでCGくにゃくにゃカンフーにありがちな単調さやうっとおしさはありません。おすすめ度は4。映画館でどうぞ。